岐阜のホームページ制作会社ならサイバーインテリジェンス|問い合わせ数を伸ばす戦略と人を育てる職場づくりの秘密とは

サイバーインテリジェンスは、ホームページ制作やSEO対策、PPC広告をはじめとした、戦略設計から実行までを一気通貫で支援している会社です。ヒアリングにより、クライアントが言語化できていない課題や得たい結果を掘り起こし、成果に直結する施策だけを提案します。ホームページ制作では見た目ではなく、ページ構成の段階で問い合わせに至る流れを設計し、成果優先のアプローチが特徴です。
Googleクチコミでも高評価を集める同社。事業の強みやAI時代に通用する人間力の育て方、そして今後の展望を代表取締役である渡辺誠司様に伺いました。
岐阜のホームページ制作会社、サイバーインテリジェンスの事業内容について
事業内容について詳しく教えてください。
Web集客のコンサルティングに始まって、ホームページ制作やSEO対策、PPC広告運用が主な事業です。ホームページは制作することが目的ではなく、お客様の利益を創り出すことを主軸に置いて、問い合わせにつながるWeb集客を意識しています。
ホームページ制作のヒアリングをする中で、人材を採用したいという要望があった場合には、採用活動の支援も行っています。事業で顧客を獲得するのも、採用で人材を獲得するのも、基本的な仕組みは同じです。
弊社ではよく、釣りにたとえて話をしています。「漁場」「エサ」「釣り方」の3つをどう組み合わせるかが重要なのです。

たとえば、新卒を採用したい会社のホームページを作るのであれば、周辺に住んでいて通える人という漁場を見つけて、採用希望者が欲しい情報(エサ)をホームページに散りばめます。
この考え方がすべてのホームページ制作に通用すると思いますね。
他の制作会社と比べた、サイバーインテリジェンスの強みはどこですか?

デザイン重視ではなく、成果重視のホームページを制作することです。そのために必要な施策を、社内の人材で一気通貫で実行できるのも大きな強みですね。
多くの制作会社はデザインを重視した提案をしますし、お客様もそれを望むことが多いんです。でも、どんなにかっこいいサイトを作っても、見つけてもらえず読者に届かなければ意味がありません。また「同業他社が成功しているから」と真似して作っても、同じ成果が出るとは限らないですからね。
私たちは、100社あれば100通りの戦略があると考えています。まずしっかりコンサルティングをして、間違った方向に進まないように戦略を定めます。戦略が決まったら、その戦略に沿ったホームページ(箱)を作る。さらに、作った箱が見つけてもらえるようにSEO対策を行います。
もし狙うキーワードの難易度が高ければ、Google広告を活用します。具体的には、そのキーワードを入札して広告枠に表示させ、SEO対策と併用することで確実に見込み顧客の目に触れるようにします。
やることはシンプルで、この流れを徹底しているだけなんです。
ホームページ制作にはどのくらいの時間をかけていますか?
1つのホームページ制作には、のべ約400時間かけています。
デザインよりも先に、ヒアリングやワイヤーフレーム設計にしっかり時間をかけます。スマートフォンの表示まで考慮した導線を設計し、SEOのタイトルや見出しまで決めてからデザインに入ります。この設計主導のやり方を徹底している会社は、実はほとんどありません。
さらに、ホームページ制作やPPC広告は一切外注せず、すべて社内で完結しているので、戦略の一貫性が保たれます。「SEOはここ」「広告は別会社」では全体がバラバラになってしまいますからね。私たちにとっては、一貫してやることが当たり前だという感覚です。

そして、私たちがもっとも大事にしているのは、数字で成果を語ることです。
たくさんある制作会社の中でお客様によく言われるのが「デザインの良し悪しなんて素人にはわからない」ということ。だから私たちは、Google アナリティクスでアクセス数や問い合わせ数をしっかり計測し、数字で結果をお見せします。
「お問い合わせを重視しています。どれだけアクセスが増えて、どれだけコンバージョンにつながったかがゴールです」とお客様にも最初にお伝えします。正直、これを言うのは怖いので、他の制作会社ではなかなか言えないのではないでしょうか。
「成果の出るホームページ」を実現できるようになった経緯を教えてください。

私はもともとWebマーケティング業界出身なので、ホームページ制作に携わる前から「どうすれば人が反応してくれるか」をずっと考えてきました。
言われたことをそのまま形にしてくれる会社はたくさんありますが、私たちは違います。必ず「どんな結果を出したいのか」から逆算して、必要なものを提案します。行動心理学に基づいて「こんな悩みがある人は、どんな時に動くのか」まで想定して設計します。
だから時には、お客様の要望にストレートにお応えしないこともあるんです。
たとえば、採用ホームページで「社長インタビュー動画をトップに載せたい」と言われても、目的に照らして逆効果なら別の案を提案します。求職者が最初に知りたいのは「給料や福利厚生」などの具体的な情報ですよね。いきなり社長挨拶を見せると離脱率が上がる可能性が高く、お客様の利益になりません。
言われた通りに作るのではなく、出したい結果につながる設計をお客様と一緒に考えてきたからこそ、確かな成果につながっているのだと思います。
サイバーインテリジェンスがGoogleレビューで高評価を集めている理由は何だと思いますか?

ホームページ制作会社というカテゴリーで、これだけ多くのレビューをいただいている会社は全国的に見ても珍しいと思います。


特別なキャンペーンをしているわけではなく、純粋にお客様が自発的にレビューに「書きたい」と思ってくださった結果なんです。理由はシンプルで、当たり前のことをちゃんとやるから。でも、その当たり前を徹底するのは意外と難しいんですよね。
まず、私たちはお客様の本当に叶えたいことを丁寧にヒアリングします。多くの方は「ホームページを作りたい」「SNSをやりたい」とおっしゃいますが、それ自体が目的ではありません。なぜそれをやりたいのか、その先にどんな結果を望んでいるのかを一緒に掘り下げていきます。
そのうえで、ただ言われたことを形にするのではなく、目的に合った提案をセットで行うのが私たちのスタイルです。ときには「それでは成果が出ません」と率直にお伝えして、もっと効果的な別の方法を提案することもあります。
さらに、ヒアリング力に加えて大切にしているのが、スピーディーで親切な対応と、丁寧でわかりやすい説明です。私たちは、お客様が専門用語を知らないことを大前提に、例え話を交えて、誰でも理解できる説明をすることを徹底しています。その結果「相談しやすい」「説明がわかりやすい」と言っていただけるようになりました。
そして、今はAIが台頭していますよね。数年後にはシンプルなホームページはAIでも作れるようになると思います。だからこそ、AIにはできない「人間力」を磨くことが大切だと考えています。
相手が言葉にできない思いや本当のニーズを汲み取り、最適な形で落とし込むこと。理解できるように伝え、親切でスピーディーな対応をすること。
これは人間にしかできない領域であり、私たちがもっとも大切にしている価値観であると同時に、当然のスキルでもあると考えています。
サイバーインテリジェンスの組織体制と働き方について
案件を進めるチーム体制や、それぞれの役割分担について教えてください。
現在15名体制をとっていて、来年4月には新卒者3名が加わります。
サイバーインテリジェンスでは1案件につき、必ず専任の担当者を1人つけています。担当者が最初から最後まで全体を把握して進行管理し、調整役を担います。そのうえで、効率と成果を最大化するために、得意分野に特化したスタッフを適材適所で配置します。
営業コンサルタントが課題や想いをヒアリングして戦略を提案し、Webクリエイターがワイヤーフレームとデザインを担当。SEOスペシャリストが検索順位を上げるための最適化を行い、検索広告コンサルタントがPPC広告を運用します。
分業といっても担当者ごとにぶつ切り状態のベルトコンベア式ではありません。デザイン、構築、SEO、PPC広告、それぞれを得意なスタッフに任せることで、連携したままプロジェクトが効率的に進んでいきます。
いわば「先発・中継ぎ・クローザー」がいる野球チームのようなイメージですね。
特にSEO対策やPPC広告は外注に頼ったり、兼業スタッフが片手間にやっている制作会社が多いんです。うちのように専任スタッフを社内に置いている会社は、ほとんど見かけません。
この体制によって、スピードアップとクオリティ担保の両立が可能になります。野球でいうと、1人がすべてを抱えて1回から9回まで投げ切るよりも、短時間で成果を出せるのです。
制作のクオリティを維持するために、どのような教育や取り組みをされていますか?
スタッフ全員のレベルを高く保つため、月に1度の全体ミーティング兼勉強会を実施しています。この日は来客も電話も完全に止め、2〜3時間じっくり研修に集中します。
私たちは何かの製品を作っている会社ではないので、人に投資しないと生産性は上がらないですし、良いものはできません。だから教育や勉強会はもっとも大切な時間だと考えています。共通認識を何度も繰り返し伝えて、全員が同じ方向を向くようにしています。
もうひとつ大事にしているのが主体性です。
言われたことだけをするのではなく、「私はこう思う」という自分の意見を言葉にする力を育てています。そのうえで、リーダーとして意見をまとめていく練習もしています。
もちろん、主体的に動けば失敗もしますよね。でもそれでいいんです。小さな失敗は早く経験した方が成長につながると伝えています。
10回挑戦して1〜2回しか成功しないなら、残りの8回は早く失敗して次に進んだ方がいい。完璧主義ではなく、まず7割で出して改善する「7割主義」を推奨しています。挑戦した失敗は責めず、フォローや承認をする文化を意識してつくっています。
こうして社内でブラッシュアップを重ねているからこそ、お客様に提供するサービスは、常に最良の品質で仕上げることができるのです。
6カ月の研修体制はなかなかないと思いますが、昔からそのような体制をとられていたのでしょうか。
これは途中から導入した仕組みです。もともとは現場で教えながらやっていたのですが、それだと教える側も大変で、どうしても中途半端になってしまうと気づきました。
そこで思い切って、入社後6カ月間は「教えることに特化した期間」に変えたんです。実際にやってみると、この方が近道だと確信しました。最初は時間がかかりますが、結果的には成長が早い。だから今の形に落ち着いたんです。
しっかりした研修体制があることで、学生さんや求職者にとっても「ここなら安心して成長できる」と感じてもらえるようになったと思います。
教育以外の面で、スタッフの働き方や職場づくりにおいて大切にしていることはありますか?

働きやすさと生産性の両立をとても大切にしています。
まず、年間休日は128日、有給取得率は100%を目標にしていて、残業は基本ゼロにしています。それに加えて、社内研修には年間2,000時間以上を投資しています。
休みがあって有給も取り切って、残業をせず、これだけの研修時間を確保する会社は全国的にも珍しいと思いますね。
こう聞くと、ラクをさせている会社のように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。限られた時間の中で成果を出すために、知識を身につけ、体力を温存し、次の挑戦に備える。まさに高い山を登るためのトレーニングです。新卒研修も筋トレのようなものですね。
私はよく、会社を山登りに例えて話します。
低い山なら軽装でも登れますが、私たちが目指しているのはもっと高い山です。だからこそ、地図(会社の方針)、天気予報(景気の見立て)、水や食料(スタッフのモチベーションや体力)をそろえて挑まなければならない。そのためには休むことも準備の1つであり、スタッフ全員が同じ方向を向き、長く挑戦し続けられるチームづくりをしています。
こうした取り組みが評価され、厚生労働省の「ユースエール認定」、岐阜県の「ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」認定、岐阜市の「共育・女性活躍企業」認定、経済産業省の「スマートSMEサポーター」認定、経済産業大臣の「清流の国ぎふ健康経営宣言企業」認定など、複数の公的表彰・認定をいただきました。


これらは書類審査や現地調査を経て認められるもので、国や自治体が定める基準を満たしている証明でもあります。
サイバーインテリジェンスの今後の目標
今後の目標や展望をお聞かせください。
私たちが一番大切にしているのは、結果を出せる会社であり続けることです。これは会社のフィロソフィー(理念)そのもので、もし失ってしまえば会社の存在意義もなくなると思っています。
そのフィロソフィーを端的に表した言葉が「利創経営」です。

利益になる仕組みを創り出すことこそ、私たちの究極の使命です。たとえば、Webマーケティングからの売上がゼロだったお客様が、毎月しっかり利益を生み出せるようになったら事業は安定します。
今後は、製造業向けのサービスにも力を入れたいと考えています。製造業の方々は技術力も情熱も素晴らしい一方で、自社の強みを言語化したり、内外に発信したりするのが苦手な方が多いんです。だからこそ、私たちがその会社らしさを見つけ出し、キャッチコピーやサイトの構成に落とし込む。「どこで、何を、どうしている会社なのか」が一目で伝わるようにし、成果につなげるのが私たちの役割です。
実際にリニューアルした製造業のサイトでは、動画や写真、コピーの一つひとつまで、見た方がスクロールしたくなる仕掛けを取り入れました。トップページを見るだけで強みが理解でき、問い合わせにつながるように設計しています。
これからも、ただ見た目がきれいなだけのサイトではなく、結果を出せるサイトを作り、利益を創造できる提案をし続けること。お客様にとって本当に必要とされる存在であり続けること。
それが、私たちが目指す未来であり、磨き続けたいビジョンです。
ホームページ制作を迷っている担当者様に向けて一言メッセージをお願いいたします。
私たちは、丁寧なヒアリングでお客様の想いをくみ取り、成果から逆算した最適な戦略をご提案します。ただホームページを作るのではなく、成果につながる設計を一緒に考え、その内容をわかりやすくお伝えしています。
「何を求めているのかうまく伝えられない」という方もご安心ください。ヒアリングを通じて課題や本当に叶えたいことを一緒に整理していきます。
全国どこからでもオンライン相談が可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。
インタビュー:中本晃太郎
原稿制作:大井純子
「今あるホームページからの問い合わせを増やしたい」「成果につながるホームページを作りたい」とお悩みの方に向けて、無料サイト診断を行っています。専任のWebコンサルタントが、38項目にわたり現状のホームぺージを丁寧にチェックし、弱点や改善ポイントをわかりやすくフィードバックいたします。
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